どうして高い?「日本の離婚率」の現状から見えてくるもの

「一生一緒に生きていきたい!」そう誓った男女がする「結婚」。
しかし近年では、3組に1組が離婚していると言われているほど日本の離婚率は上昇しています。
1947年にはわずか0.1%程度だった日本の離婚率は、2014年には0.18%とほぼ2倍に。
どうして日本は「離婚大国」になってしまったのでしょうか?

昔は夫婦仲がよかった?

まずは、離婚率の低かった過去の日本と比較してみましょう。
昔の日本人夫婦は現在の日本人夫婦と比べて関係が良好で離婚しにくなったのでしょうか?
答えはNO。
男尊女卑がまかり通っていた昔の日本では、女性は専業主婦として家を守っていたため収入が無く、男性よりも弱い立場に置かれていたのです。
理不尽な扱いを受けても我慢せざるをえませんし、離婚して自立するのは困難なことでした。
また、結婚全体に占める仲人を介したお見合い結婚の割合は、現在5%前後であるのに比べ、1930年代では7割近くがお見合い結婚でした。
結婚に第三者が深く関与することで、何かトラブルが起きた場合であっても2人だけでヒートアップせず理性的な話し合いになる環境であったことも、離婚率を低く保っていた理由のひとつだったのかもしれません。

離婚への後押し

一方、現在の日本の状況を見てみると、昔に比べると劇的に離婚に対して劇的にハードルが低くなっていると言えるでしょう。
例えばシングルマザーに対する経済的なサポートも十分で、保育施設も昔に比べ増えているため働きながらの子育ても十分可能になっています。
働く女性に対する社会の理解もかなり深まってるため、事前に事情を伝えておけば子どもの体調不良時や行事などに仕事を抜けることが許される職場も徐々に増えてきています。
また、何より離婚そのものに対する偏見が減ってきているという点も評価すべきでしょう。
DVやモラルハラスメントなど、理不尽な虐げられ方をしてきた女性達に「別れる自由」という選択肢が与えられるようになったと考えれば、離婚率の上昇も一概には悪いことではないと言えます。
単純に忍耐や思いやりが足らずに簡単にしてしまう離婚は減るに越したことはありませんが、一方でなされるべき離婚もありますよね。

できちゃった結婚の増加

そんな中で見過ごせないのが「できちゃった結婚」です。
特に結婚する予定が無かったにも関わらず、うっかり妊娠してしまったことによりやむなく結婚せざるをえない状況になだれ込んでしまうパターンです。
当然のことながら、予想外の妊娠であってもお互いが思いやりを持って愛し合っており、結婚後も協力して育児や幸せ家庭の維持に臨むことができれば何の問題もありません。
しかし、実際のところは「気持ちのおもむくままに避妊せずに行為に及んでしまった」というパターンが少なくないのです。
この場合、妻・夫共に行き当たりばったりの未熟な性格であることも多く、いきなり親になる環境の変化に耐えられず「妻(夫)と知り合わなければこんな目には遭わなかった」と相手を想う気持ちを失ってしまう場合が多いようです。
それを表すかのように、できちゃった結婚をした夫婦のうちなんと8割以上が5年以内に離婚しています。
これは減らせるのであれば「減らすべき離婚」と言えそうです。

おわりに

いかがでしょうか。
現在の日本の離婚率の高さの理由を具体的に見てみると、良いと思われる側面とそうでない側面があることがわかります。
いずれにしても結婚前はあくまで慎重に相手の性格や二人の相性を見極め、結婚後はこまめにコミュニケーションをとりつつ、どうにもならない危険や限界を感じた時は無理をせずそれぞれの道を歩むのが良いと言えそうです。

Hana

不倫で悩んだ経験を活かし、不倫について書き綴ります。不倫で苦しんでいる人、幸せになりたいと願っている人の力になれれば幸いです。

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